喜多方校、ついに最終講義です。
美術史、鑑賞・・ときて、今回は作品制作・・というと堅苦しいのですが、
ざっくりいうと・・・なんでしょう・・
ドローイングのワークショップのようなものでしょうか。
自身の中から「自由な線」を取り出す作業と、それを受け入れるワークを行いました。
喜多方校の校舎は、独特な5角形。
(ふらっと部屋に入ると、どこにいるのかよくわからなくなります・・)
今回は互いに集中できるように、背中合わせの課題になります。
自身の中から表現を取り出す、アウトプットの感覚に意識的になれば、
作品を見るときの感覚とも繋がってっくるでしょうし、
見ることと作ることは繋がっているので、
このワークショップを行うことで、
鑑賞へのアプローチもまた広がっていくと思います。
あと、抽象画とかシュルレアリスムとか、アクションペインティングとか、
1限目で触れた美術の動向もイメージしやすい内容なので、
まさにこれまでの講義の集大成のワークになります。
ワークでは「あるルール」に従って、線を描いてもらいます。
(他の校地でも来月実施する予定があるので、ルールの詳細はまだ伏せます)
すると、自然にこんな魅力的な線が出てきます。
ここまで約2分〜3分。
線ができたら、いろいろな方向かろよく眺め、「良い」と思うところで
トリミングして額装します。
そしても元絵と一緒に展示する。
というのが今回のワークの流れ。
一度広げた想像力やイメージを編集して再創造すると、
また違ったものとして立ち上がってきます。
作品制作における、可能性の広げ方と、集約、編集のプロセスを体験してもらいました。
これもこれまで触れた鑑賞や、美術史とのリンク可能な感覚になると思います。
まだ他の校地での実施があるので、
今回はみなさんが作った作品を展示して、記事を閉めたいと思います。
3月の常陸太田校では、これをさらにブラッシュアップした内容にするつもりなので、
お楽しみに。
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